
PDCAサイクルという言葉は聞いたことがありますか??
仕事を始めると研修などでよく耳にしたり、上司から「PDCAサイクルを回しなさい」と言われたことがあるかもしれません。
本記事ではPDCAサイクルとは?という言葉の定義からPDCAサイクルの具体例をわかりやすく解説します。
読み終えると少なからず、PDCAの理解が深まると思いますので最後までよろしくお願いします。
仕事の基本、PDCAの定義
まず、PDCAの言葉の定義を紹介します。
PDCAとは4つの言葉の頭文字を表しています。
- Plan
- Do
- Check
- Action
それでは1つ1つの意味を見ていきましょう。
Plan(計画)
Planとは「計画」のことであり、ゴールを決めてスケジュールや予定を立てるということです。
Do(実行)
Doとはまさに実践であり、ゴールに向かって実行することです。
Check(評価)
Checkとは実行に対してどうだったのか?を客観的に評価することです。
Action(改善)
Actionとは評価に対して改善していくことです。
PDCAサイクルを回すとは?
PDCAサイクルを回すとは4つのP・D・C・Aの行動を繰り返し行うということです。
Plan→Do→Check→Actionを繰り返す
物事を実行するにあたり、PDCAを繰り返すことでゴールに到達できるという考え方です。
PDCAを回さないとどうなる?
では、PDCAを回さないとどのようなことが起きるのでしょうか?
どれか1つや2つだけでは物事はうまくいかないのです。
Planだけ・・・・計画だけ立てて実行しない。
Doだけ・・・・・計画なしに実行する。
Checkだけ・・・・何に対しての評価?
Action・・・・・・何に対しての改善?
このようにどれか一つでも欠けてしまうと成り立たないものなのです。
PDCAサイクルの重要性
それではなぜPDCAサイクルが重要なのか解説します。
PDCAが回れば物事はうまく行く
結論から言うと、PDCAサイクルを回れば最終的な目的(ゴール)が達成できるため、
PDCAサイクルを回すことが重要です。
PDCAの具体例
個別の仕事ではイメージがつきにくいと思いますので、あなたはYoutuberになったと仮定します。
最終目標は「Youtubeでチャンネル登録者数が1000人に達成すること」
Plan 「いつまでに1000人を達成するか期限と経由ポイントを決める」
最終的な1000人はいつまでに達成すべきなのか具体的な日付を決めます。
今度はここから細分化し、1年以内での経由ポイントを置いてみましょう。
半年以内に500人に達成
1ヶ月以内に100人に達成
Do 「動画をアップする」
次は目的を達成させるための実践です。
Youtuberは動画をアップし、視聴者をファンとして獲得し、チャンネル登録してもらうので
Doに当たる実践は
になります。
Check 「評価する」
実践の次は評価です。ここで大事なのが客観的に評価するということ。
自分目線の主観的な評価では意味がありません。
動画をアップロード後、チャンネル登録数はどう変化したでしょうか?
この時の再生数は?時間は?年齢層は?アップロード時間帯は?
ネタは良かったですか?
評価ポイントは今あげただけでもたくさん出てきます。
Action 「チェックしたものを改善する」
Checkで評価した中で改善できることはなかったでしょうか?
- 再生時間が長すぎた
- →もう少し短くする
- 再生数が前回より少ない→何が原因か?
- →アップロード時間が深夜だった。
- →深夜は避けよう。
- →アップロード時間が深夜だった。
- 再生したユーザの年齢層が偏っている
- →ネタのチョイスが間違ったか?
- →人気のネタ調査
- →ネタのチョイスが間違ったか?
このように評価ポイントにおいて何が原因だったか?
どうすれば良かったか?
何をすれば改善できていたか?という1つ1つの事象にフォーカスをあて、
対策や改善案をまたPlanとして計画し、Do(実行)していくのです。
これの繰り返しをすればやがてゴールに達します。
PDCAが回ればゴールに到達する
このようにP→D→C→A→P→.....というように小さなPDCAを繰り返し行うことで
最終的なゴールへと到達することが出来るのです。
したがって、PだけでもDだけでも達成することは出来ず、4つのPDCAを全て実施していかないとゴールには到達できません。
よってPDCAサイクルを回すことが重要なのです。
まとめ
Plan・・・・計画
Do・・・・実行
Check・・・評価
Action・・・改善