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Excel VBA 業務でよく使うマクロツール(MacroTool)を作ってみた

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仕事の業務効率を上げたい人
仕事の業務効率を上げたい人
仕事でExcelを使うけどもっと効率化できないかなぁ
私はExcelマクロを使って仕事を効率的にしてますよ
masa
masa
仕事の業務効率を上げたい人
仕事の業務効率を上げたい人
その情報知りたいです!
わかりました。私が仕事でよく使っているExcelマクロをツールにしたのでそれをご紹介します
masa
masa

 

本記事では現役SE10年以上の私が業務でよく使うExcelマクロをツール化したのでそれを紹介します。

 

こんな方におすすめ

  • Excelを業務で使っている方。
  • Excelマクロを使って業務効率を上げたい方。
  • Excelマクロに興味を持っている方。

 

Excelマクロツール(MacroTool)の紹介

早速ですが、私が作成したマクロツールの紹介となります。

ツール名は「MacroTool」です。
※読み方:マクロツール。そのままです。

MacroToolMainImage2

仕事で使うExcel作業を効率化

以下、Excelファイルを1つ1つ開いて面倒くさい作業だと感じたことはないでしょうか。

  • ヘッダーにページ番号振ったりとか
  • 必ず左上にセルがある状態で保存したりとか
  • 倍率を100%にしたりとか
  • 不要なシートを削除したりとか

Excelファイルを納品する仕事をされている方なら想像できると思います。

これらを解決するため私が普段からよく使っているマクロをツール化しました。

これにより面倒で繰り返し行う作業がボタン1つでできるようになります。

Excelマクロツール(MacroTool)で出来ること

MacroToolについて

Excelファイルを指定するかExcelファイルが格納されているフォルダを指定することで
直下のすべてのExcelファイル(.xls、.xlsx、.xlsm)に対してマクロを実行することができるツールです。

MacroToolで出来ることは5つあります。

ココがポイント

1. 値設定マクロ・・・・・・指定したセルに値を入力します
2. 一括置換マクロ・・・・・・一括置換を行います
3. 印刷設定マクロ・・・・・・ページ設定(ヘッダー、フッター、ページ倍率、ページビュー)を行います
4. シート削除マクロ・・・・・・シートを削除します
5. A1選択マクロ・・・・・・・A1セルを選択した状態にします

値設定マクロ

指定したセルに値を入力します。

セル名と設定値を5つまで指定可能です。

setValue

・セル名  値入力を行うセル名を指定します。
・設定値  セル名に入力したセルに設定したい値を指定します。

上記の設定例)
C10セルに「AAA」が設定されます
D10セルに「BBB」が設定されます
E10セルに「CCC」が設定されます

一括置換マクロ

一括置換を行います。

置換対象を5つまで指定可能です。

AllReplace

・置換検索対象文字列 置換対象となる文字列を指定します。
・置換値   置き換えたい値を指定します。

上記の設定例)
「AAA」が「EEE」に置換されます
「CCC」が「FFF」に置換されます

印刷設定マクロ

ページ設定(ヘッダー、フッター、ページ倍率、ページビュー)を行います。

printSetting

以下の設定を設定に従って行います。
・ヘッダー左側
・ヘッダー中央部
・ヘッダー右側
・フッター左側
・フッター中央部
・フッター右側
・シート倍率
・ページビュー

実行設定のON、OFFにより設定値を設定するか選択可能です。
・ヘッダー
左側 実行設定がONの場合、実行時に設定値をヘッダー左側に設定します。
中央部 実行設定がONの場合、実行時に設定値をヘッダー中央部に設定します。
右側 実行設定がONの場合、実行時に設定値をヘッダー右側に設定します。
・フッター
左側 実行設定がONの場合、実行時に設定値をフッター左側に設定します。
中央部 実行設定がONの場合、実行時に設定値をフッター中央部に設定します。
右側 実行設定がONの場合、実行時に設定値をフッター右側に設定します。

上記の設定例)
ヘッダー左側が[パス][ファイル名]になります
ヘッダー中央部が[ページ番号] / [総ページ数]になります

シート削除マクロ

不要なシートを削除します。
削除するシート、削除しないシートを5つまで設定可能です。

A1選択マクロ

シートを左上のA1セルを選択した状態にします。

処理対象のシート、処理対象外のシートを設定

処理対象のシート、処理対象外のシートを5つまで指定可能です。

targetSheet

・処理対象シート名   処理対象とするシート名を指定します。
・処理対象外シート名  処理対象外とするシート名を指定します。

上記の設定例)
Sheet1 処理対象
Sheet2 処理対象
Sheet3 処理対象外

ポイント

実行設定で処理シート制限をOFFにすることですべてのシートを対象にすることも可能です。

Excelマクロツール(MacroTool)のダウンロード

上記のイメージでわかりにくいと感じた方向けにマクロが入っていないサンプルのExcelファイルを以下よりダウンロード可能です。
MacroTool_Ver1.0_Standard_Sample.xlsx (91 ダウンロード)

またマクロが入っているMacroTool(マクロツール)に関しては以下よりダウンロード可能です。
ただし、ダウンロードパスワードを設定しています。noteより購入することでパスワード解除が可能です。

noteのダウンロードリンク

1回ご飯代を我慢して業務効率化しましょう

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※noteは有料記事となっています

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このブログを運営しているmasaです。 社会人10年目のSEとして働いていますが、労働収入には限界を感じていて 脱サラし、自由に生きたいと思っています。 皆さんが興味の湧く記事を書き、疑問や課題に対しての解決案および対策を提供したいと思っています。

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